協同主宰

 Kiyoko Satake

とある芸能人の受け売りになりますが、
『ミュージカルは歌、ダンス、演技、照明、舞台美術など、すべての芸術が融合した最高のエンターテイメント』です。

さらにそれが、舞台というライブの場になると、ごまかしのきかない、一回こっきりの、その時そのタイミングでしか出会えない、
とてもとても貴重で希有で素晴らしい空間を、役者、スタッフ、そしてお客様と共有できる。

これは、私が初めて英語劇ミュージカルの舞台にたった外大生時代の語劇祭で１番痛感したことでした。

あの空間のあの瞬間を、１人でも多くの方と共有したい。
そして、役者、スタッフ、お客様問わず、すべての方に何かしらのお土産を持ちかえってほしい。

それは、何かを考えるきっかけだったり、励みだったり、悩みの解決だったり、
一時の夢の時間だったり、これからの生活の糧だったり、自信だったり、自分を変える一歩だったり。。。


そんな思いで、大学の先輩であり、私に表現することの醍醐味を教えてくれた野上に劇団の立ち上げを提案しました。


だからこそ、営利目的な運営はしたくないと考えています。

これまた、とあるメンバーの言葉を借りますが、
我々にとってこの活動は「たくさんの時間とたくさんのお金がかかる本気の趣味」です。

メンバーが様々な積み重ね方をしてきた成果を、 お客様に披露する。そして、何かを感じていただく。
そんなやり取りを目指しています。

確かに、ホール代や練習場の費用など、我々メンバーだけではカバーしきれない現実的なお金の問題があるのは事実です。
それは、公演時に我々の活動を応援してくださる方に、カンパという形で援助していただいております。

本当にたくさんの方の支えの元、我々は活動することができています。


本当に本当にありがとうございます。


今後も気軽に楽しめる本格的なエンターテイメントを目指し、探求し日々精進して参ります。


佐武　清子